2017年12月15日金曜日

公立高校入試の志望校の決定について

公立高校受験の皆さん、現在の入試のシステムを理解されていますか?
神奈川県の公立高校は、各科目100点満点となり、内申点(調査書):入試:面接(合計10)の比率で点数化され、合否が判断されます。
でも、具体的にどのような結果になるかわかりますか?
例えば、同レベルの高校の場合、調査書:入試:面接の比率が、3:5:2のA高校と4:4:2のB高校では、A高校の方が入試で高得点を取らないと合格できないのでしょうか?
例えば、内申点が90/135の生徒の場合、偏差値51の高校を受験すると
A高校 内申:入試:面接=3:5:2 合格予想得点=309点
B高校 内申:入試:面接=4:4:2 合格予想得点=321点
同じ偏差値でも入試得点のウエイトが高いA高校の方が入りやすいことがわかります。
例えば、内申点が102/135の生徒の場合、偏差値51の高校を受験すると
A高校 内申:入試:面接=3:5:2 合格予想得点=283点
B高校 内申:入試:面接=4:4:2 合格予想得点=276点
今度は内申点のウエイトが高いB高校の方が入りやすいことがわかります。
内申点が悪いからといって、内申点のウエイトが低い高校に安直に変更していしまうとかえって、高得点を取らなければ合格できなくなります。
志望校の決定は、比率を考え、慎重に選んでいく必要があります。
公立高校の願書提出は、来年です。
まだまだ、間に合います!

 yjuku.jp



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